画僧提供アストロアーツ http://www.astroarts.co.jp/
南に向かって見上げた空。15日の20時ごろ、月初は21時ごろ、月末は19時ごろ

2021年も8月を迎えました。
それにしても暑い日が続いていますね!
皆さんは夏バテはされていませんか?梅雨明け後にはそれまでなかなかスッキリとした星空を眺めることができなかった分、晴れた夜にはついつい遅くまで起きていてしまいがちになりますので。夏場は寝不足気味が続いてしまうといつの間にか夏バテになってしまっていることもあるのでくれぐれも気を付けてお過ごしください!
そしてもちろん新型コロナ感染と熱中症にも気を付けないといけませんが。

ところでこちら福島での今年の梅雨明けはなんと7月16日という異例の早さでちょっとビックリでした。
これって平年に比べて8日も早かったことになるそうです。梅雨入りが6月19日頃でこちらも平年に比べて7日ほど遅かったことを考えると今年の梅雨の期間が1か月無かったことになるので平年に比べ半月も短いことになります。その分梅雨の間は連日曇り~雨のまさに梅雨らしい期間でしたが星が好きなものにとっては今年の梅雨の短さは嬉しい誤算でした。あまりにも早く梅雨明けが発表されて最初はまた梅雨の天気に戻ってしまうのでは??と疑っていたのですが・・その後はいきなり真夏の暑さが連日続いて本当に梅雨明けとなったんだなと改めて感じた次第です。

梅雨が明ければ本格的に夏の星空が楽しめて、そしてちょっと遅い時間になれば土星と木星もじっくりと眺められる楽しみなシーズンに突入です!
特に8月には夏の風物詩とも呼ばれるようになってきたペルセウス座流星群も見頃を迎えます。今年は気になる月明かりの影響もほとんど気にせずに見られそうですので今からとても楽しみです。

夕方の西空では宵の明星 金星が目立っています。
皆さんの家の近くから見られる場所を確保してこれからも時々見える位置をチェックしてみてください!これから秋にかけて金星の見える方角が少しずつ変化していきますので。

星空への関心が増して来たという方は最初は双眼鏡がお奨めです。
あとから望遠鏡を買っても双眼鏡と望遠鏡ではそれぞれ用途を使い分けられるので無駄にはなりません。手持ちで手軽に扱えて望遠鏡に比べて視野が広いので少し慣れてくれば見たい星をすぐに捉えられるようになって来ます。
星見用の双眼鏡であれば倍率が7~8倍程度でレンズの大きさは30㎜~40mmくらいのものが使いやすいでしょう。せっかく入手するのであれば名の知られた光学機メーカー製のものを選んでおくのが良いですね。
最初は値段が少し高めに感じてもその分星の見え具合は良いでしょうから。
最近は倍率が2~3倍程度で超広視界タイプの星座観察用双眼鏡も幾つかのメーカーから発売されているのでおススメです。視界が広いので星座の形がたどりやすく星座を覚えてみたいというお子さんにもぜひ使って戴きたいですね。「星座観察用双眼鏡」で検索すれば出てきますよ!

☆はやぶさ2関連情報
http://www.hayabusa2.jaxa.jp

JAXAはやぶさ2ミッショントップページには次のミッションに向けて旅立ったはやぶさ2から地球までの距離が表示されています。
1秒ごとに更新されていますのではやぶさ2が今どれだけ離れた場所を航行中なのかも時々確かめてみましょう!!

6月にニュースで話題になっていたのが「はやぶさ2が地球に持ち帰ってきた小惑星りゅうぐうのサンプルが各方面で分析が始まった」でした。その続報が7月にも届いています。

北海道大学
https://www.hokudai.ac.jp/researchtimes/2020/12/20212.html

京都大学
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73950200W1A710C2MY1000/?unlock=1

堀場製作所
https://www.horiba.com/hayabusa2/

国立極地研究所
https://www.nipr.ac.jp/info/notice/20210707.html

小惑星りゅうぐうのサンプルを調べることで46億年前の太陽系の成り立ちや生命の元になった材料が地球以外にどれ程存在したのか等々・・。どんな解析結果がわかるのか今からとても楽しみですね。

はやぶさ2は拡張ミッションに向けて順調に運用中のようです。
https://www.hayabusa2.jaxa.jp/news/status/

7月25日にはJAXAのオンライン講演会『次なるサンプルリターン:「はやぶさ2」からMMXへ』が
配信されました。まだご覧になられていない方はアーカイブもありますのでお時間のある時にぜひご覧になってみてください!
https://www.isas.jaxa.jp/outreach/events/002652.html

はやぶさ2の旅はまだまだ続きます。
「頑張れ! はやぶさ2!!」
これからもみんなで応援していきましょう!

2021年8月の月の満ち欠けは以下のようになっています。
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 8日(日) : 新月
16日(月) : 上弦
22日(日) : 満月
30日(月) : 下弦
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ペルセウス座流星群がピークを迎える12日夜でも月齢は4です。
会津では21時前に月も沈んでしまいますので夜明けまで月明かりの影響も無い夜空で楽しめそうです。

会津での8月の日の出、日の入り時刻を7月と比べてみると以下のようになりました。
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 月  日 薄明始まり   日の出   日の入り    薄暮終了
7月 1日 2時29分  4時20分 19時08分  20時59分
8月 1日 3時02分  4時42分 18時51分  20時31分
8月31日 3時38分  5時07分 18時14分  19時43分
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(StellaNavigator10/AstroArts.にて 会津若松市での時刻)

8月に入ってまだまだ暑い日は続きそうですが、こうして日の出や日の入り時刻を7月と比べてみると少しずつ昼の時間が短くなってきていることがわかります。
8月の初めと最後で比較しても会津での日の出時刻は25分、日の入り時刻では37分も違って来るようです。
日の入り時刻が早まって来るとちょっと残業をして帰っても帰り道で星が見えて来ているみたいな感じになって来るので嬉しいものです。9月は秋雨前線や台風の影響もあるので8月中には存分に星空をゆっくりと眺めてみたいものです。明け方にはそろそろ冬の星座たちも姿を見せてきますので!

それではそろそろ2021年8月の主な天文現象を見ていきましょう!!
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☆ 8月 2日(月) 土星が衝を迎える!!

お子さんから大人まで大人気の土星が今月2日に太陽と反対の位置に来る衝を迎えます。
土星の公転周期は約30年とゆっくりなので実際には地球が土星に追い付くようなイメージで想像して頂ければ良さそうです。衝の頃には地球と土星の距離が近くなり、真夜中に南の高い空で見えるということもあって土星の観察には最適の時期になります。
東南東の空から昇ってくるのも意外と早くて、会津からだと18時40分頃になります。この後土星が昇ってくる時刻は1日に約4分程ずつ早くなっていきますので早めの時間でも見やすくなっていきます。今シーズンの土星は秋の星座のひとつ、やぎ座の真ん中近くに見えています。
下の星図は8月2日21時のものです。
この時間になれば土星も南東の空で高度が20度を超えてくるので見つけやすくなります。

土星の明るさは0.4等星で明るい星の少ない秋の星座の中では意外と見つけやすいと思います。
土星の少し左下には約20度程離れてマイナス2.8等のとても目立っている木星があるので最初に木星を
見つけてから土星を探す方が良いかもしれませんね。星図だと木星や土星の明るさの違いが少しわかりにくいので下に実際の夜空で撮影した画像も載せておきます。
木星は随分と明るいですね!

土星の輪の傾き具合は毎年少しずつ変化しているのですが、今年の土星は望遠鏡で見ると環の傾き具合の
バランスがとっても良くて、一目で「これが土星の形だ!!」と言えるような姿で見えています。今年は新型コロナの流行がまだ収まっていないので残念ながらこれまで行ってきた会津そらの会での観望会は開催できていませんが、田村市にある星の村天文台では予約制で夜間公開も行っているようですのでこの機会に大きな望遠鏡で土星の美しい姿を見ておくのもおススメです。
https://www.city.tamura.lg.jp/soshiki/20/yakankoukai.html

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☆ 8月 3日(火) 明け方の空で月がすばるに接近!

3日、夜明け前の空ではほぼ真東の空で月齢23.7の月がおうし座の散開星団「すばる」に約7度程まで接近する様子が見られそうです。
視界の広い双眼鏡なら何とか一緒に見えそうです。夜明けの時刻も少し遅くなってきたので見やすい時間は3時頃でしょうか?季節は真夏ですがそろそろ夜明けの空には代表的な冬の星座たちのおうし座やオリオン座も見えて来ています。寒くない時期なのでちょっと早起きをして夜空を見上げてみてください!

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☆ 8月 6日(金) 夜明け前の空で細い月を捜そう!

6日未明、3時頃には月齢26.7のだいぶ細くなったい月がふたご座の中で見られそうです。
薄明が始まる3時頃には東北東の空で高度が10度近くあるので条件的には難しくはなさそうです。細い月とはいっても夜明け前の月は夕方に見られる月と形や向き、そして見える印象も違ってきますので見慣れた夕空の月と比較するのにじっくりと眺めてみてください!双眼鏡があれば形や模様も見やすくなります。

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☆ 8月 11日(水) 夕方の西空で細い月と金星が接近!!

11日夕方の空では西の低い空で月齢2.9の細い月が宵の明星・金星に約3度程まで接近した様子が見られそうです。
今回も月と金星の間隔が約3度程と近いので特に双眼鏡では寄り添ったような美しい様子を眺めることが出来そうです。先月よりも少し日没時刻が早くなってきているので19時過ぎくらいから眺めておくのがお奨めですね。このあと空の色が少しずつ濃くなっていくにつれて明るい金星の印象も変化していきます。そんな様子もゆっくりと眺めてみてください!

まだ空の明るさが少し残っている時間帯なら月と金星が並ぶ様子をスマホのカメラでも写せると思いますのでお試しください!その際にはバックの明るさがオーバーにならないように少しマイナスの露出補正をかけてみてください。また夕暮れ時の撮影ではシャッター速度が遅くなり手振れの影響も出やすくなるのでスマホを持った手を手すりなどに載せて撮影すると上手く撮れそうです。

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☆ 8月 12日(木) ペルセウス座流星群が極大を迎える!!

毎年夏には多くの方の注目を浴びるペルセウス座流星群が今年もやってきました!
実際には7月半ば過ぎから少しずつ出現し始めてから約1ヶ月ちょっともの期間見られるようです。通常なら8月の11日~13日頃を中心として特に多く見られていますがピークになるのは年によって多少前後するようです。今年の予報だと日本時間では13日の明け方4時頃にピークとなりそうだとのことです。

そんな毎年見られてきたペルセウス座流星群ですが、今年は久々に狙い目の年となっています。
それはなんといっても流れ星を観察する上での一番?の大敵である月明かりの影響が今年は殆ど無いからです。今年から今後5年ほどの中ではどう見ても今年が最も好条件と言えそうです。(2022年は満月です)
そして今年は日本から見た時のピーク予想時刻が13日4時というのも見逃せません。
流星群の元になっているのは彗星と呼ばれる天体が太陽の周りを周回して行った時にほうき星の尾となって放出されたたくさんの小さなチリです。彗星が過ぎ去った後も彗星の軌道付近に残されたチリは次第に広がりながら太陽を回っています。その彗星の軌道付近に毎年地球が飛び込んで行くときにぶつかってきたチリが地球大気の上層100km前後で光って見える現象なので地球が進んでいく進行方向の明け方の空の方が見られる流れ星の数は多くなります。また、放射点なっているペルセウス座の位置は夜明け前には地平高度が最も高くなるなどの好条件が今年は珍しく幾つも重なっていますので見逃せませんよ!!

流星群の場合には広い空のどこに出現するかはその時までわかりませんが、光った流れ星のコースを元に伸ばしていくとどの流れ星もペルセウス座のほぼ同じ位置にぶつかります。(上記星図の黄色い★マークの位置)近くにカシオペヤ座があるのでこちらの星図を参考にすればそこから大まかに位置がわかると思います。
夏場の夜にはペルセウス座流星群以外にも流れ星は出現しますので一瞬光って見えたコースから流星群と他の散在流星を区別しながら見ていくと面白さが増すと思います。

下の国立天文台のサイトにはペルセウス座流星群について更に詳しい情報も載っていますので実際に流星群を見る前に予習しておくことをお勧めいたします。
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/08-topics02.html

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☆ 8月 14日(土) 伝統的七夕!!

先月の星空案内にも書きましたが、今年の旧暦での七夕は8月14日になります。
ちょうどタイミング良く土曜日の夜ということで晴れていたらぜひご家族で空が暗くなった頃に夜空を見上げてみてください!時期的には今年はお盆の頃ということになりますがせっかくの七夕なのでお願い事を短冊に書いて飾ってみてください!この夜は七夕ということで20時頃にはまだ7日月が西南西の空に見えていますが21時頃になれば月明かりの影響も少なくなって夏の大三角、そして天の川も空高くにかかっている様子を眺めることが出来そうです。

ところでこの七夕の夜、会津では20時46分に七夕の織女星ベガがちょうど南中となりほぼ天頂付近に見えることになります。計算して見るとこの時のベガの地平高度は88.7度です。天頂から僅か1.3度程なので普通に見上げた時ならば殆ど真上に見えることになります。こちらも皆さんの家から確かめてみてください!
 
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☆ 8月 15日(日) 20時頃に月面Xが見える!!

15日20時頃を中心として前後30~40分ほどの間に今月も月面Xが見られそうです。
この夜の月が月齢6.9でこのあと日付が変わって16日0時20分には上限となります。月面Xは上限になる少し前、ちょうど欠け際から少しだけ夜のエリアに入った付近でクレーターの縁の高い場所の一部だけに太陽の光が差し込んで・・そこにアルファベットの「X」の文字が浮かび上がって見える現象です。
下の画像は前回6月に見られた月面Xの時の写真です。
矢印の右に写っているのが月面Xと呼ばれる姿ですね。

この月面X、月のどこにあるのかというと・・下の月全体画像を見て頂くとわかりやすいですね。
大まかに月の南(下側)から1/3くらいの場所でしょうか?

月はずっと同じ側を地球に向けて回っているので地球から見た月の様子はいつも一緒のように感じられますが、実際には地球から見た月は少しだけ上下左右に動いています。その為にこの月面Xと呼ばれる現象は光の当たり具合がかなり微妙で見えている時間も1時間前後と短いので年間を通しても日本から好条件で見られる回数はそれ程多くありません。そんな月面Xですが、今年は比較的日本から見やすい条件の時が多めで今のところ2ヶ月に1度程で見ることが出来る当たり年になっています。

この月面Xですが、意外と小さいのでしっかりと形を確かめるにはやはり望遠鏡が必要です。
実際に見てみると写真よりも眼で見た時の方がどちらかというと「ちゃんとXの形だなあ!」と感じられます。
ちょっと長めの望遠レンズやビデオカメラのズーム機能でもピントや露出、ブレなどの影響が無ければ撮影
することも出来そうなのでお持ちの方はお試しください!

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☆ 8月 20日(金) 明るい木星が衝を迎える!!

今月2日に衝を迎えた土星に続いて20日には木星も衝を迎えます。
この頃の木星の明るさはマイナス2.9等と金星に次ぐ明るさとなります。明るさ的には金星の方が明るいですが、夜空に金星が見えるのは夕方か明け方のみですので実際には一晩中見える木星の方が夜空で多くの方に注目されそうです。特に今シーズンの木星は明るい星の少ないみずがめ座に見えているのでいつも以上にその存在感を感じさせてくれるでしょう!衝を迎えたこの日、会津からはまだ空が明るい18時21分に東南東から昇ってきます。薄暮が終わる20時頃には東南東の空で高度も20度近くになっているので普段星に関心の少ない人たちにもかなり注目を浴びそうです。

木星は4個の大きな衛星が双眼鏡や小型望遠鏡でも見えますので見るたびに毎回違った並び方を見せてくれる様子を観察するのも楽しそうです。日によっては木星の手前や後ろに隠れていると見える衛星の数が3個や2個の時もありますのでお天気が良ければ毎日見てみたいものです。木星は大きな望遠鏡で観察するとたくさんの縞模様、そして有名な大赤斑もあってなかなか複雑な様子を見せてくれます。こちらの木星も1度は天文台の巨大な望遠鏡で観察してみたいものですね!これから10月頃までは見やすい時期になりますのでぜひ出かけてみて下さい!

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☆ 8月 21日(土) 木星と土星の間に月が入る!!

21日夜には明るい木星と土星の間に月齢12.9の月が入り込んだ様子が見られそうです。
ただでさえ明るい木星は夜空で注目を集めていますが、そこに眩しい月まで加わってかなりにぎやかな様子が楽しめそうです。空が暗くなる20時頃なら南東の空で見えていますのでぜひご覧ください!今回の3天体が集まった様子は肉眼でもかなり楽しめそうです。ぜひご家族一緒に家からでも見上げてみて下さい!!

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☆ 8月 22日(日) 夜空で木星と満月が接近!!

22日夜には明るい木星と満月を迎える月が5度ちょっとのところまで接近した珍しい様子が見られそうです!
見やすい時間帯はやはり空が暗くなる20時頃になりますが、19時頃の様子も見ておきたいところです。
この時間帯だとまだ空の明るさは残っていますが、東南東の低い空から木星、続いて満月前のまあるい月が昇ってくる様子はぜひ見ておきたいところです。特に山から昇ったばかりの満月はシーンによってはかなり巨大に見えることもありますので、その時に近くにある木星がどんな風に感じられるかというのはかなり面白そうです。
東南東方向でなるべく低い空まで見渡せる場所で見てみたいものですね!この夜の月は21時2分に満月を迎えることになるようです。この時間に望遠鏡で見ておきたいですね!

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☆ 8月 29日(日) 下弦前の月がすばるに接近!!

29日23時頃、東北東の低い空でおうし座の散開星団「すばる」に月齢21の月が5.5度まで接近した様子が見られそうです。
会津での月の出は21時50分ですが、見頃の時間はあまり高くなり過ぎない23時頃でしょう!こちらもぜひ双眼鏡で眺めてみたいものです。8月末になるとすばるが見えてくる時間もだいぶ早くなって来るようですね。

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☆ 8月 30日(月) 夜半前、下弦を過ぎた月がアルデバランに接近!!

30日の真夜中頃、東の低い空に下弦を過ぎたばかりの月がおうし座の1等星アルデバランに5.5度まで
接近した様子が見られそうです。
29日から続けて眺めれば一晩で月がどれくらい夜空の中を移動するかがわかります。また、この時に見える月は今月では地球からの距離が最も遠くなるので見える大きさはいつもの月より小さくなります。せっかくなので望遠レンズなどで撮影できるといいですね。

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