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2023年も7月を迎えて後半に入りました!
今年の初めに立てた抱負や目標はどれくらい進んだでしょうか??ここからまだ半年あるので残りの期間で達成できるようにまた計画を立てたいですね!

そして7月といえばやはり夏本番を迎える時期というイメージがありますね!実際には梅雨明けが東北南部方面だと7月24日頃(平年)なのでまだしばらくは梅雨の時期を過ごすことになりそうですが。梅雨も年によってだいぶ変わりますので今年の梅雨明けがいつ頃になるのかは気になります。そんな梅雨の季節でもたまにやってくる梅雨の晴れ間の星空は意外なほどに美しく感じられるので見逃さないように!梅雨のせいでしばらく見られなかった星空がいつの間にか同じ時間でも随分と見える位置が変わっていて、こうして着実に季節が進んでいることを感じられることもありますので。

そして今月も見逃せないのが夕方の空で明るく輝いている宵の明星の金星です!
先月4日に東方最大離角を迎えてそれ以降夕方の空に見える高さは次第に低くなってきているので実際に夕方の空で見やすい時期は今月20日頃までになります。ですが今の時期は金星が地球に追いついてきているのでここからの見かけの大きさと形の変化は意外と短期間で大きな変化を見せるので見逃せません。このチャンスは1年7ヶ月ぶりに訪れたものなので梅雨の時期ですが夕方の西空に少しでも雲の切れ間があれば見ておきたいですね!今月は10日に最大光度を迎えてマイナス4.5等となり夕方の空でも見つけやすくなりますしこの頃になると双眼鏡でも小さな月のような形を確かめることが出来ますので。金星以外の惑星では地球から遠ざかっている火星が10日前後に金星やしし座の1等星レグルスとの接近もあるのでこちらも注目したいですね!

そして明け方の空で見やすくなってきている人気の土星と木星も先月より昇ってくる時間が早くなってきているので早起きして見ておきたくなります。
みずがめ座で1等星の明るさで見えている土星は今月初めには23時頃には東南東の低い空に見えて来ます。夜明け前の2時半頃には南南東の空で高度も40度くらいまで上がっているのでだいぶ見やすくなってきます。そしておひつじ座でマイナス2等の明るさで輝く木星も今月初めには夜明け前の2時半頃に東の空で高度も20度近くまであるのでそろそろ見やすい時期に入ります。

木星と土星は今年の秋頃には夕方の空でも見やすくなりますので再び会津そらの会での観望会も再開したいところです!月末にはみずがめ座流星群の出現もあるので期待したいですね!見られる数は1時間に10個程とそれほどは多くありませんが8月のペルセウス座流星群の前に流れ星を見る練習にもなりますので見ておきたいところです!

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☆はやぶさ2関連情報

☆JAXAはやぶさ2ミッショントップページ
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こちらにあるはやぶさ2関連のニュースでは運用状況報告やはやぶさ2壁新聞などもありますのでぜひ
チェックしてみて下さい!
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6月27日に開催された「はやぶさ2リュウグウ到着5周年記念トークイベント!」
https://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20230609_5yearevent/
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見逃してしまった方はぜひ御覧ください!

小惑星リュウグウから見つかったアミノ酸が小惑星で作られた可能性について
https://news.yahoo.co.jp/articles/8138f3dcd0d1f0cd3347f2798a69df47e7ae35ef

はやぶさが探査した小惑星イトカワにも過去には水が存在したという研究結果!
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd7bfc7b1091846c5f8bf219020903ac5353e19c

月刊誌「星ナビ」7月号 「はやぶさ2」は終わらない  特集記事が載っています!
http://www.astroarts.com/hoshinavi/magazine/backnumber/2023/07/index-j.shtml?ref=side

はやぶさ2の過去の話題を振り返りたい方向けにどうぞ!
毎日新聞 はやぶさ2特集
https://mainichi.jp/hayabusa2

はやぶさ2の旅は次の小惑星観測を目指してまだまだ続きます。
一緒に応援していきましょう!!
「頑張れ! はやぶさ2!!」
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2023年7月の月の満ち欠けは以下のようになっています。
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 3日(月) 満月
10日(月) 下弦
18日(火) 新月
26日(水) 上弦
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新月前後の数日間は月明かりの影響が少ないので純粋に星空を楽しむには良い時期になります。星見に出かける計画を立てるときにはこの頃がお奨めなので毎月新月の日はチェックしておきましょう!
 

会津での7月の日の出、日の入り時刻を6月と比べてみると以下のようになります。
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月   日   薄明始まり    日の出      日の入り     薄暮終了
6月 1日  2時 31分  4時 18分  18時 58分  20時 46分
7月 1日  2時 29分  4時 20分  19時 08分  20時 59分
7月31日  3時 00分  4時 40分  18時 53分  20時 33分
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※StellaNavigator11/AstroArts.にて 会津若松市での時刻
 
先月6月21日に夏至を過ぎたのでそれ以降少しずつ昼の時間が短くなっています。
夏本番はまだまだこれからですが7月もまだ梅雨が続くこと、そして昼の時間が短くなっていくおかげで
日本の夏の気温は現状くらいに抑えられているんですよね。温暖化の影響で最高気温は上昇しつつあるようですが。7月には夜の時間も少しずつ伸びてきますので梅雨の貴重な晴れ間、そして梅雨が明けたら夏の星空を目一杯楽しみたいですね!

それではそろそろ2023年7月の主な天文現象を見ていきましょう!!
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☆ 7月 1日(土)~20日(火)  夕方の空で輝く金星を見つけよう!!

今月も夕方の西空では宵の明星と呼ばれる金星がとても目立っています!
10日にはマイナス4.5等星になる最大光度を迎えます。夕方、日が沈んでからの金星の見える高さは先月から日毎に下がってきていて見やすいのは今月20日頃までになりそうです。

下の図は上から7月1日、10日、20日の金星を望遠鏡で見た時のシミュレート画像です。
形の変化と見かけの大きさの変化に注目してみてください!50倍くらいの望遠鏡でも少し小さめですが半月のような姿をしっかり見ることが出来ますので望遠鏡をお持ちの方はぜひ金星に向けてみて下さい!!
10日頃になれば双眼鏡でも細い形が小さいながら月のような形がわかるのでお持ちの方は確かめてみてください!金星は今月初めから20日頃にかけての形の変化が一番大きくて面白い時期に差し掛かっていますので見逃せませんよ!空が少し暗くなってくると双眼鏡なら金星の左上に赤っぽく光る火星も一緒に眺めることが出来ます。1日の金星と火星の間隔は約3.6度くらいなので火星も忘れずに見つけておいてくださいね!


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☆ 7月 3日(月) 満月!! 

今月は3日夜20時39分に満月を迎えます。
この日の会津での月の出時刻は19時17分ですので20時頃には南東の低空に見えて来そうです。満月になる時刻には高度も10度を超えるので晴れていたら見ておきたいですね!夏場の満月なので夜半前に南の空に来たときでも月の高度は24度くらいにしかなりません。晴れていたらそんな低い満月も見ておきたいですね。

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☆ 7月 7日(金) 七夕??

7月7日といえば思い出すのが七夕ですね!
この時期には幼稚園などでも七夕ということで短冊に願い事を書いて竹に吊るしてということが昔から行われていますが、七夕のお話に登場する織姫星と彦星も夜に晴れていたら見たいなって思いますよね。東北南部の平年の梅雨明けは7月24日前後なので普通に考えればこの時期ってまだまだ梅雨の最中なんですよね。昔の日本では梅雨の時期も違っていたのかな??なんて思ってしまいがちですが・・変わったのは私達が今使っている暦なんですね。
今の暦をよく見ると旧暦の日付が書かれていたりしますが、日本では明治5年にそれまで日本で長年に渡って使われてきた太陰太陽暦(旧暦)から西洋で使われていた太陽暦へと変更したことによって、月によっては1ヶ月近く日付が以前と違ってしまっています。その影響を受けたのが七夕なんですね。
今年の旧暦での七夕(7月7日)を調べてみると8月22日(火)になっています!
この時期なら梅雨は明けていますし、空が暗くなった頃に夏の大三角、そして天の川が空高くに見えているわけです。そして何より旧暦の七夕であれば必ず7日月が低い空にあってこれが天の川を渡る渡し船に見立てているお話しもあります。それが今の暦では年によっては満月になってしまうこともあるわけで・・そうなったら天の川も見られませんから。ですので今年の七夕は8月22日ということでスケジュール帳やカレンダーに目立つように書いておきましょう!

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☆ 7月 10日(月) 夕方の西空で火星とレグルスが最接近!!

10日夕方の西の低い空では火星としし座の1等星レグルスが約0.7度程とかなりの接近となるようです。
19時半頃なら双眼鏡を使えば金星の左上付近で斜めに並ぶ火星とレグルスが斜めに並ぶ様子を確かめることが出来そうです。双眼鏡ではちょうど最大光度を迎えている金星も一緒に眺められるのでなかなか面白い様子が見られそうです。前後の数日間眺められれば両者の間隔が1日毎に変わっていく様子も楽しめますが梅雨の時期なのでどうでしょうか?

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☆ 7月 12日(水) 夜明け前、東の空で細い月と木星が大接近!

12日の明け方、2時半頃に東の空では月齢24の細くなってきた月と明るい木星が大接近となる様子が見られそうです。
両者の間隔は約1.5度くらいなので肉眼で眺めてもかなり近くに見えそうです。木星は金星に次ぐ明るさ(マイナス2.3等星)なので今回の大接近は肉眼はもちろん、双眼鏡でもなかなか見事な眺めとなって見られそうです。早起きして空が少し明るくなり始める頃まで眺めてみたいものです。

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☆ 7月 20日(木) 夕方の空で金星と細い月が接近!! 今シーズンのラストチャンス!

今年の春頃から夕方の空で1番星となって美しい輝きを見せていた金星もそろそろ見える高度もだいぶ低くなってきてそろそろ見納めとなる時期も近くなってきています。
そんな金星が20日夕方には月齢2.6の細い月と7度ちょっとのところまで接近した様子が見られそうです。日没後30分ほど過ぎた19時半頃には金星の高度も10度を切るくらいになりますが、このときに金星の右斜め上方向に双眼鏡の視野1つ分ほど離れた位置に細い月があるはずです。両者の間隔が7度ちょっとなので通常の双眼鏡だとぎりぎり一緒に入るかどうかといったところですがこのような金星と月の接近は今シーズン夕方では最後の機会になりますので何とか見ておきたいところです。

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☆ 7月 31日(月) 未明の空でみずがめ座流星群が極大を迎える!

GW終わり頃にあったみずがめ座流星群以降、あまり目立った流星群はありませんでしたが7月中旬頃から
再びみずがめ座流星群の出現が見られるようになってきて31日未明に極大を迎えるようです。
極大の頃には1時間に10個前後の流れ星が見られていますが早い時間だと月齢13の明るい月があるので月明かりの影響が少なくなる1時頃から夜明けとなる3時頃までがチャンスになりそうです。今年のピーク予報が31日の3時頃なので約2時間位は月明かりの影響が無い空で見ておきたいですね。この頃なら梅雨も明けてきれいな夏の夜空が見られているでしょうから期待しましょう!

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