5月28日(土)19:00より、被災者向け無償上映会を 実施、会津若松市河東総合体育館キッズルームにて、14名の方々にご覧いただくことができました。

計画段階から実施までの間に、避難所の統合が進み人数が減ってしまい、もう少し早く開催出来ていたらというのが残念な点でした。

しかしながら、アンケートのお答えには、「映像がとてもきれいでした」「子供に見せたかった」という感想がありました。
また、心に残った場面は「イトカワに着陸するところ」「イトカワへ再着陸するところのチャレンジ」などがありました。
機会があればまた見たいとのご意見もあり、「はやぶさ」の思いが伝わったかなと思いました。

開催に際しては、計画段階からお世話になりました会津若松市災害対策本部の目黒様、池田様、当日準備をお手伝いいただきました河東総合体育館の渡部様、ありがとうございました。

スクリーンを無償貸与してくださいました株式会社ステレオサウンド様ありがとうございました。映像の無償提供をご決断くださった有限会社ライブの上坂監督と「はやぶさ」大型映像制作委員会様、心より御礼申し上げます。

一つ思いがけないこともありました。今回の上映を主催なさった有限会社前川電機商会の前川順弘様が”「はやぶさ」に惚れた”とおっしゃってくださいました。
「はやぶさ」仲間が増えたことは、私達にはとても大きな収穫です。

「はやぶさ」は擬人化して語られることもあるけれど、人が作り、人が飛ばしたのです。
あきらめなければ、人と人との力を合わせて何かができる。そんな思いを新たにした上映会となりました。

会津そらの会代表 知元 陽子

以下、そらの会メンバーの一言

「このたび無償上映会を開催出来ましたこと、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。小惑星探査機はやぶさは人工で作られた機械ですが、携わった多くの人達の「諦めない気持ち」が込められています。理不尽な理由で故郷を離れてしまわれた皆様に、その想いが少しでも伝わることが出来たら本望です。また見たいときはいつでも声をお掛けください」(K.H)

「このような被災者向け上映会で避難所の状況が日々変わることとの調整はやはり難しいと思いましたが、この経験を生かして続けていくことに意味はあると思いました。」(M.N)