画像提供 マイナビニュース 
http://news.mynavi.jp/articles/2012/12/28/hayabusa2/
(これは1/20スケール模型。下面中央にある円筒形の装置が、今回注目の「インパクタ(衝突装置)」 )

12月26日、JAXAが「はやぶさ2」のフライトモデルを公開しました。
太陽電池パドルはすでに取り付けられていて、折りたたんだ羽根のようです。

「はやぶさ」が帰還した興奮は、今も胸に残っています。
「はやぶさ」が自身と引きかえに地球に運んだカプセルを見るため、カプセル公開初日は
1万3000人が長蛇の列を作り、最大待ち時間は3時間にもなりました。
全国を巡回したカプセル展示には、合計70万人もの人が訪れました。
それが、「はやぶさ」元プロジェクトマネージャー川口淳一郎先生がおっしゃるところの、
「スポンサーである国民」の気持ちです。

新しい政権を担う閣僚のみなさんへ! 
「はやぶさ2」の開発費に予算を下さい!

生命誕生の謎を求めて再び小惑星へ行き、その試料サンプルを持ち帰るミッションは、
多くの日本人に希望を与えます。子ども達に夢を!大人たちに希望を!と切に願います。
日本のためだけではありません。試料を提供すれば、世界の研究にも役立てるのです。

この偉業を成し遂げた日本独自の技術、精神は、現在、世界をリードしています。
有形無形の財産が散逸する前に「はやぶさ2」に繋げることは、世界最先端を守るとともに、
未来の日本への挑戦です。
挑戦と言っても、「はやぶさ」の成果の上に機器の信頼性を高め寿命を延ばしているわけですから、
ほぼ確実といっていい位のものです。…もう、やるしかない!ですね。 
「飛ばす」と明言していただけたら、応援している国民のやる気はどれほどアップするか!!! 
費用対効果を考えても、これほど心が動く効果、技術の値段としては安いぐらいではないでしょうか?!

「はやぶさ2」は、これから本格的に観測機器の取り付けや様々な試験を受けて、
2014年12月に打ち上げが予定されています。
無事に打ち上げられるその日まで、引き続き応援して行きたいと思います!

月探査情報ステーションも是非ご覧ください。(編集長・会津大学寺薗淳也先生)
http://moonstation.jp/ja/blog/index.php?itemid=609