「宇宙に夢中!~日本の宇宙開発とその未来~ はやぶさから はやぶさ2へ」は、
11月17日、175名の方にお越しいただき無事終了しました。
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副題は特別講演講師がJAXA「はやぶさ2」ミッションマネージャの吉川真先生となったため。
私達のような小さな団体、しかも相模原市から近くはない会津へとお忙しいなか予定を
入れてくださったのは、やはり「はやぶさ2」のことを知ってもらいたいとのお気持ちの
表れなのでしょう。「はやぶさ2」展示用ポスターデータや、資料用に講演スライドから
画像をお分けくださり本格的な準備も応援していただきました。お預かりし当日配布した
「HAYABUSA Final」パンフレットはファン垂涎もの。。。私達もこれまでで一番の本気で
実物大「はやぶさ2」模型を作り、事前展示は1週間前から開始しました!
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講演は「はやぶさ」の計画から帰還、日本発の様々な技術と世界初の成果について解説。
太陽系について分かりやすく伝え、「はやぶさ2」の新規技術や「イトカワ」と異なるタイプの
小惑星を調べる目的、隕石との関係、2月にロシアに落ちた隕石の映像から地球に衝突する物体
への対応策もお話くださいました。「はやぶさ2」が目指す小惑星1999JU3の大きさを鶴ヶ城
周辺の航空写真と比較したのに参加者一同「へえー!」。「はやぶさ2」を応援してくださる
動きがこんな風にと触れ、JAXAに寄せられた大漁旗の写真の次に私達の「はやぶさ2」実物大
模型の写真をスライド中に急遽入れ込んでくださったのには、スタッフ一同大感激!!でした。
吉川先生は「「はやぶさ2」が帰還する2020年頃に大学生や社会人になっているお子さん!
一緒に研究しませんか」と呼び掛けられ、急に自分の身に置きかえて考えた子どももいたのでは
と思います。宇宙開発の最前線にいる方から最新の情報を聞き、大人も大いに胸を膨らませ、
頭の刺激になりました。工作はペーパークラフトのほか宇宙は身近で役に立つという内容を含め、
人工衛星のアンテナ伸展技術から生まれた、アルミ缶の強度を増すの折り方を紹介しました。 
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか?!
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ご協力くださいました皆様、本当にありがとうございました。
大切な品をお貸しくださった企業様・・「はやぶさ」帰還パラシュートは藤倉航装株式会社様、
リチウムイオンバッテリーは古河電池株式会社様。ありがとうございました。 星の村天文台の
大野台長には本物のロケット部品と隕石を触らせていただける貴重な機会をいただきました。
リオン・ドール様、会津地域全店舗でのポスター掲示をありがとうございました。
会津大学の出村先生からはパネルをお借りするとともに沢山のご助言を、寺薗先生には旧知の
仲でいらっしゃる吉川先生のご対応をしていただき、本当に感謝の一言です。
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御後援の福島民友新聞社様と福島民報社様、事前と当日の記事をありがとうございました。
取材してくださった読売新聞様ありがとうございました。
そして最大の御礼は御後援の福島県立博物館様。多大なるご支援を賜り深く感謝申し上げます。
初めは会場の提供ということでお話させていただいていたのが、展示パネルやケースの貸出、
エントランスでの映画予告編上映、ご好意で横断幕や垂れ幕の印刷までしていただきました。
担当してくださった竹谷様はじめ職員の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
心から御礼申し上げます。

今回は、県内企業や近くの会津大学が宇宙につながっていることを展示で示し、福島から宇宙
開発に携われる、宇宙は身近なもの、夢を持てば実現するかもというメッセージを発信しました。
日本の未来を担う子供達に「はやぶさ」が届くように、すべてのあいづっこの「夢に向かって
がんばります」の力になる、少しでも刺激が与えられるような活動を続けていきたいです。
今回は東邦銀行様の助成金を活用させていただきました。ありがとうございます。
こちらをお読みになった皆様、どうか、これからも応援よろしくお願い申し上げます。

…最後に。はやぶさ2実物大模型製作の事前準備と当日の手伝いに那須から来てくださった
Aさんご夫妻、どうもありがとうございました!「はやぶさ」が好きだとこんなにパワーが
出るのだと、改めて「はやぶさ」の凄さを感じました。
新しい小中一貫校に、夢のある伝統が出来ますようにお祈りいたしております!