月面Xが話題になっていましたが、皆さんはご存知でしたか?
上弦の月の、限られた条件が重なる1時間ほどの間、クレーターの影が複数合わさって
アルファベットの“X”に見える場所があるというのです。
※検索したらいくつも写真が出てきました。気になる方は探してみてください。

どのあたりだろうと、『藤井旭の天文年鑑』(誠文堂新光社)を開いてみました。
(ブランキヌス,ラカイユ,プールバッハ)・・・プルバッハ、このあたりか?
晴れの海、静の海、雨の海などは皆さん聞いたことがあると思います。
地球にもある、アルプス山脈、アルタイ山脈という地名も見つけました。
豊の海、雲の海、夢の湖、虹の入江なんていう素敵な地名もあります。
ゆげの海、みきの海とは…?? 命名の由来が知りたい!

会津大学の寺薗先生に聞いたお話によると、、
月の地形では、はっきり観測できて名前のついている大小クレーターが1600個、
さらに小さいものは7000個以上確認されているそうです。
その他、長さ143kmの谷、高さ2400mの山、“渦“や深さ80mの穴もあるなど、
バラエティに富んだ地形があるようです。
もしも…もしも将来、月に行ける日が来たら眺めてみたいものですね!

さて、明日27日土曜日は旧暦の9月13日、十三夜です。
栗名月、裏名月、後の月などとも呼ばれ、こちらは日本独自の風習なんですね。
昔は一般に十五夜の月を見たら十三夜の月見もするものともされていたとか。
十五夜に比べ晴れることが多い日のようですが、今年の空はいかがでしょう。
土曜日ですから、少しぐらい寝るのが遅くなっても大丈夫ですね。
ぜひお子さんやご家族、仲間や友人、好きな人と、月を眺めてみて欲しいです。

(10月26日 流れ星の一文を削除し訂正しました。)