「宇宙を知ろう「がんばれ!「はやぶさ2」」と題した展示会を開催中です!

tutayaビル入り口看板

12月13日から会津若松市街、神明通りにあるレオクラブガーデンスクエア3階にて
(TSUTAYA神明通り店3階フリースペース)で「はやぶさ2」や「太陽系」「宇宙」に
関するパネル展示が始まりました。
来年1月18日まで開催。無料です。(最終日は15時まで)
12月23日、1月10日には、11:00~16:00に工作のワークショップも行います。
お子さんをお連れになって、お気軽に遊びに来てください☆

吉川真先生ご提供の「はやぶさ2」大判ポスター
吉川真先生ご提供の「はやぶさ2」大判ポスター

展示はポスター等の平面のものと立体のもの!
平面版の一押しは~「はやぶさ2」の機能やミッション、サイエンス。
どんな機能の機器が搭載されているのか。どのくらいの長さ、どんな旅になる?
小惑星1999JU3へ行くことで何が分かるかもしれないのか?!~
「はやぶさ2」ミッションマネージャ吉川真先生が、昨年11月ご講演の際にデータを
ご提供くださった複数の大判ポスターを再度ご覧いただけます。
あの時は製造中で(私の中では)平面だった「はやぶさ2」ですが、今は立体となって
本当に宇宙にいるのかと思うと不思議な気がします。
組み立て途中の写真が載った1枚があったのですが、今回それ以外を展示しています。
その代り、ロケット打上げの画像を追加展示!完璧な感動的打上げを思い出します。

衝突装置  画像提供 JAXA/日本工機
衝突装置 
画像提供 JAXA/日本工機

そして、私達が誇りにしたい「オール福島」で開発・制作された衝突装置の紹介!
その機器”インパクタ”は小惑星表面に人工クレーターを作る、世界初の挑戦に使います。
何の為に、どんなふうに使うのか。その時の「はやぶさ2」の動きなど、わかりやすい
ポスターを仕事の合間をぬってメンバーが製作しました。力作を見てね!
ちなみに衝突装置、、、こんな衝撃的なものです。
【動画】※音量注意
(「はやぶさ2」衝突装置 爆点の様子)

(「はやぶさ2」衝突装置 着弾の様子)

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これは、先日JAXA相模原にある宇宙科学研究所に吉川先生を訪ねてお渡しした、
88232折鶴プロジェクト・モザイクアート”打ち上げ記念版”。
お渡ししたものと同じものを会場にて展示しています。
画像一枚に複数の鶴が写っていたり、色々な写真が多数集まってモザイク画になって
いることから、本当に沢山の鶴が集まっていることを実感していただけます。
2011年から3年かけ集まった15454羽の鶴たちに、折った人の沢山の想いを感じてください。
航海の無事を願い「88232折鶴プロジェクト」は続行しています。88232羽まで・・!
会場で鶴を折っていただくこともできます。

また、立体の展示物とは、太陽系の天体を縮尺し、大きさの比率はそのまま身近な物に
例えたモノ。
たとえば、地球はゴルフボール。水星はビー玉。
地球は代表が色を塗ってリアルに仕上げた力作です。是非注目してください☆
太陽はダントツに大きい。頭でわかっていても、地球との比較が目で見てわかると
「おっ!」と思われるはず。(一般家庭で制作した苦労を想像してください(笑))
惑星は内側から、地球型惑星、木星型惑星、天王星型惑星と区分されていますが、
大きさを見るだけで、明らかに性質が違うことが感じとれるのではないでしょうか。
各惑星のカードも置いてありますので、どうぞ1枚ずつお持ち帰りください。
大きさ順や重さ順に並べてみると面白い。おうちで試してみてくださいね。
これら立体物は、是非、会場にて体感を!

そういえば、新聞社様に打上げ直後にインタビュー受けて、採用されませんでしたが
お話しした内容をここに書いておきたいと思います。
「まずは、感動して号泣した。予算が危うく計画が打ち切りになる危機の時から
88232折鶴プロジェクトを始め、3年もの間ずっと応援してきたから心底ホッとした。
今は「はやぶさ」ミッションの達成を願い、無事の帰還を待つのが第一だけれど、
次の探査計画もすぐに進めてもらいたい。」と言いました。
「はやぶさ」に心打たれた私達が「はやぶさ2」を応援するのは、その技術、そして
想いを繋げてもらいたいから。
「はやぶさ2」は計画が先送りされ、実現が危うくなる場面があったからこそ、今、
すぐにでも次の計画をと思います。

まずは「はやぶさ2」のことをもっと沢山の人に知ってもらいたい☆
そうして皆さまと一緒に次の夢を膨らませていけたらと思います。
1日で終わるイベントではないので、気になったら何度でもお運びくださいませ。

最後になりましたが、このような機会を与えてくださり、会場の提供とポスター、
横断幕など印刷物作成までお力添えくださったリオン・ドールコーポレーション様、
本当にありがとうございました。
今後とも「子どもたちへ夢を」の気持ちでご一緒に歩ませていただけたら幸いです。
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

(知)