日食観察会「親子で一緒に日食を観よう!」
参加者64名、スタッフ5名の計69名で無事に開催することが出来ました。

当日は朝早くから続々と集まる参加者。さすが ”世紀の天体ショー”。

まずは、日食グラスの使い方など安全な観察方法を説明することからスタート。
そして、参加の方たちとピンホール式観察器具を作りながら、日食が始まる時間を待ちました。

いよいよ時間になると、
「欠けてるーーーっ!!」「うわーーーーっ(^o^)/」「すごーーいーー!」
あちこちで声があがりました。

持参したノートパソコンで各地の日食中継を画面に映しながら「香港が金環に!」「次は関西!」
金環食帯が長く繋がっていること、西から欠けているのだなあと、不思議な気がしました。

最大食分7時38分には、電話で時報を確認し、
「今が一番欠けていまーーーす!!」と声をかけ、みんなで一斉に空を見上げました。

自分も皆に交じって夢中になって観ていました。 
個人的には、最大食分前後の欠けている太陽の形(視力検査のC)が徐々に向きを変えていったのが面白かったです。

途中、そらの会の本格観測部隊・郡山遠征組からは「曇ってほとんど観られない」との電話報告が入り、
福島市のメンバーからは「浜通りと会津の雲を一手に引き受けている」という嘆きのツイート・・・。
様々な日食ドラマが生まれた日でもありました。^_^;

観察のなかでは、星の村天文台の大野台長からお預かりした遮光シートでオリジナルの日食グラスを作り出す子どもたちや、日食グラスによって見える太陽の色が違うことに気づいて、大人に貸してくれる子もいました。
大人も子どもも一緒になって興奮し、楽しみました。

主催者が楽しみすぎていたかも?などの反省点も残りますが、観察会を開催できたことを嬉しく思っています。もし可能なら18年後の北海道に皆で行けるといいのに?!なーんて思うほど、部分日食に深く感動しました。

今回の開催にあたっては、(株)リオン・ドールコーポレーション様には多大なご協力をいただきました。観察場所を貸して下さったうえに、ポスター掲示などの宣伝まで、そしてなんと!日食グラスを参加者へプレゼントして下さいました!
当日も滝沢店の方にご協力いただき、無事に開催できましたことを心より御礼申し上げます。

▼ リオン・ドール様のHPにも、観察会の様子がアップされています!
http://www.liondor.jp/tiiki/tiiki_08.htm#a2

ご参加下さった皆さま、開催にご協力下さった皆さま、本当にありがとうございました。




会津そらの会は、これからも「子どもに夢を、大人にワクワクを」の思いで活動していきます。
空につながる心の広さを子供に感じてもらいたいと思います。
ちょっと宇宙のことが気になるんだけど、という方がいらっしゃれば一緒に楽しみませんか?
是非ご連絡お待ちしています。

夏のイベントも計画中です。 はやぶさ式に「こうすればできる」と日々考え準備中です。
近いうちに詳細をお届けできると思います。お楽しみに!