画像提供 アストロアーツ http://www.astroarts.co.jp/
月初めは午後9時頃、15日は午後8時頃、南に向かって見上げたときの星空です。
月末は午後7時頃に同じような星空になります。
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《 ２０１３年 ４月 の 星空 》
春の星座たちに場所を譲って、夕方の西空に移った冬の星座達。
きらびやかな“ダイヤモンド”が沈む様子に、冬も終わりだなと感じます。
ところで、３月はパンスターズ彗星の話題で盛り上がりましたが皆さんは見られた
でしょうか？？
当初の予想程には残念ながら明るくなりませんでしたが、それでも全国各地から
「双眼鏡などで見えた！」、「撮影できた！」という報告が多数寄せられています。
写真もたくさんありますのでぜひこちらをご覧下さい！
「パンスターズ彗星を見つけようキャンペーン！」
http://pan.astro-campaign.jp/
今年１１月にやってくる期待の大彗星「アイソン彗星」を迎える時の参考にも！
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☆おうし座の木星が今の季節の一番星！！
まだ空の明るさが残る１９時頃、西空の中天に明るく輝く星は木星です。
４月はまだ宵の明星の金星が見えていないのでマイナス２等級の木星が今の季節の
一番星となっています。
１４日（日）～１５日（月）にかけては月齢４～５の細い月が木星の近くにやってきます。
一晩でどれくらい木星と月の位置関係が変わるか、その様子を確かめて下さい。
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☆４月は昼の時間が次第に長くなっていく！
会津での日の出、日の入り時刻を調べてみると以下のようになります。
１月 １日 日の出 ： ６時５２分 日の入り： １６時３６分
２月 １日 日の出 ： ６時４１分 日の入り： １７時０７分
３月 １日 日の出 ： ６時１０分 日の入り： １７時３６分
４月 １日 日の出 ： ５時２４分 日の入り： １８時０５分
４月３０日 日の出 ： ４時４４分 日の入り： １８時３２分
３月２０日に春分の日を過ぎていますのでそれ以降は昼の時間の方が日毎に長くなっ
ています。
それぞれの昼の時間と夜の長さもぜひ計算して確かめてみて下さい！！
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☆４月２２日（月） こと座流星群が極大！
有名なペルセウス座流星群やふたご座流星群に比べると１時間に１０個程とそれ程
多くの流れ星はありませんが、時折明るい火球なども見られる流星群です。
今年のピークは２２日２１時頃と予想されていますが、この時間ですと こと座は
ようやく北東の地平線から昇ったばかり。２３日未明にかけて眺めてみましょう。
月明かりの影響の少ない方角、なるべく広く夜空を見渡せる場所を選んでゆっくり観察を！
４月後半でも夜中から明け方にかけては冷え込みますのでしっかりと防寒対策をして
お出かけ下さい！！ 雪も消えましたし、シートを広げて横になると楽ですよ。
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☆４月２５日（木） 土星を見つけよう！！
しばらく見られなかった土星がそろそろ見やすい時期になってきます。
太陽の周りを２９．５年かけて回っている土星は、ひとつの星座を数年かけて移動する
ゆっくりした動きなので、その星座が見られる時期でないと観察できないのですね。
ユニークな環を持った土星は望遠鏡を使った観望会でも一番の人気者ですが・・・
肉眼では土星も普通の星と同じようにしか見えませんので、最初はどこにいるのかな？
とわからないことが多いようです。
そんな時にお奨めなのが土星の近くに明るい月がやってきた時です！
月は毎日夜空の中を移動して行きますが、ちょうど土星の近くに月があるときに見
つけておけば簡単に土星を捜すことが出来ます。 そんなチャンスが４月２５日に！
２５日の２０時頃、南東の空を見ると満月を明日に控えた明るい月が見えているはず。
土星はその月から左斜め下方向に８．５度程離れたところで０等級で輝いています。
握りこぶしをいっぱいに伸ばして見た時の幅が約１０度になるのでこれを参考にし
て土星を見つけてみて下さい！！
色はやや黄色っぽく、他の明るい星に比べると瞬きがあまり感じられないのが特徴です。
翌日の２６日には月の８度くらい上になりますのでお天気の具合を見ながらどちらかの日
で土星を見つけてみてください！！
２９日は衝（しょう）となり、太陽・地球・土星が一直線に並びます。
その様を想像すると…不思議ではありませんか？！
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☆４月２６日（金） 満月
ちょうど満月になるのは２６日の明け方４時５７分です。
皆さんがよく見る満月は、夜の早い時間に東の空だと思います。
今回３時～４時くらいに起きたら、珍しい西空の満月を眺めることができますよ！！
この日、この満月に地球が影を落とし、西日本では部分月食が見られるそうです。
日本は広いですね。
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