「まるごと星を楽しもう!」エアドームでのプラネタリウムが終了しました。

小惑星探査機「はやぶさ」の映画と、夜空の案内「星空の宅配便」を二日間にわたり開催し、
計311名の方に楽しんでいただきましたことをご報告申し上げます。
大勢の方のご支援とご協力により無事に終えることが出来ました。ありがとうございました!

特に、「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」は、施設以外でのドーム上映はとても
条件が難しいもので、今回は特別に被災者支援の方向で許可をいただくことが出来、
作品をお作りになった上坂(こうさか)浩光監督にまでお越しいただけたのは、
大変光栄なことで、スタッフ一同感激でした。

上坂監督は、2010年6月13日オーストラリアのウーメラ砂漠へ赴き、帰ってくる「はやぶさ」を
映像に収められた、その実際の帰還映像を音声と共に見せてくださいました。
「はやぶさー!おかえりー!!!」という監督の声、周囲の方の感嘆の声。
光る点が現れ、大きくなりながら輝きを増し、爆発、細かくなりながら消えていく・・・。
残るひとつの輝きは、光の尾を引きながら夜空をまっすぐ進んでいく・・・これはカプセル!
ドームいっぱいに広がる宇宙空間に包まれ「はやぶさ」の旅を体験、「はやぶさ」帰還映像も
観られて、”本当にあったすごいこと” を追体験するような素晴らしい経験になりました。

ドーム映像を制作する際の手順・方法を、途中経過を見せながら解説していただいたり、
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」製作前のプロモーション映像や、ラストシーン決定時のエピソードを伺いました。
監督の熱い想い、プロジェクトの皆さんの想いが詰まった作品はこうして出来上がるのだと、
感心しきりの時間でした。

8日は「星空の宅配便」、”ひげじぃ”こと、木村直人さんの解説で星空散歩を楽しみました。
遠慮がちだった参加者に「座布団をしいて寝っころがると最高ですよ」と促され、皆で横になり
まるで夜の高原に移動したかのよう、リラックスして楽しい時間を過ごしました。
星座の簡単な見つけ方を教えていただき、夜空をみるときのヒントをいくつももらいました。

「今夜から親子で楽しんでみてくださいね」
これがポイント。親が楽しむだけでは足りないし、子供が観たいのに親が付き合わないのもさみしい。
夜空を観るのに道具は要らない。とても簡単で楽しいことを身近に引き寄せてくれた木村様に感謝。
ドームから出てこられる皆様は目がキラキラとして…もっと見たかったという声も多数聞かれました。
木村様の言葉通り…「もっと星を楽しもうよ!みんなで!」 本当にそうですね!

工作も簡単ながら好評で、傘袋で作ったロケットは9mも飛び、スーパーボールはあっちこっちに!
子供と一緒に大人も楽しみました。ぜひおうちでも工夫して試してもらえたらと思います。

最後になりましたが、今回のエアドームでの「はやぶさ」上映と上坂監督のご講演は、木村様の
ご尽力により実現できたものです。 改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました!

ご協賛くださいました皆様には、誠にありがたく、深く感謝申し上げます。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

株式会社リオン・ドール コーポレーション様  ラビスパ裏磐梯様  株式会社太郎庵様 
塚原正道様  みとみ学園様  富士の湯様  ㈲前川電機商会様 (順不同)