【9月の星空】

☆9月13日 未明 月と金星が接近 

夜明け前の東の空で、再び月齢26の細い月と明けの明星・金星が接近します!
両者の間隔は約4.8度で、双眼鏡でも一緒に見られるくらいまで近付くので
ぜひ見て頂けたらと思います。
早起きが出来る方でしたらその前後も見て頂けると、金星と月との位置関係が
日毎に大きく変化していく様子が楽しめます!

画像提供 ☆彡紫光星@福島さん ステラナビゲータで作成

☆9月14日 未明 金星とプレセペ星団が接近

双眼鏡がお手元にあれば、かに座の「プレセペ星団」を探してみましょう!
金星があるところの四角がカニの甲羅にあたります。
甲羅の真ん中には星々の集まり「プレセペ星団」があり、14日に金星が
最も近づきます。
空の暗いところへ行く予定があれば、是非チャレンジしてみてくださいね。

☆中秋の名月
今年は9月30日です。こちらは別にアップします。

<ためしてみよう>
距離や大きさは、近くにあるものなら物差しや巻尺で確かめられます。
でも、相手が遠くにあるものだと、とても測ることはできませんね。
空にあるものを示したりする場合、見かけの大きさ「角度」を使います。

腕をいっぱいに伸ばして、親指と人差し指をいっぱいに開いた幅が15度。
握りこぶしの親指から小指までの幅が10度、指一本分の幅が2度。

さて、月と金星の間隔を示す「角度」、4. 8度がどのくらいかというと「ピース」ぐらい?
ぜひ、夜明け前の空で、実際に測ってみてくださいね。

みんなが空を見てピースしてることを想像すると、楽しい!