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 《 2013年 8月 の 星空 》

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画像提供 アストロアーツ http://astroarts.co.jp

上図は、15日の午後8時頃に、南に向かって見上げたときの星空です。
月初めは午後9時頃に、月末は午後7時頃に同じような星空になります。

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 梅雨の時期でしばらく星空を眺める機会が少なかったのですが・・・夜空は
いつの間にか すっかり夏の星座達が勢揃いになっていますね!
・・・と、下書きをしていましたが、まだ、ぐずついた天気が続いています。

 夏本番を迎えた8月は大きな天文現象がいくつもあります。次の日の学校も
気にしないでいいので、是非ゆっくりと星空を楽しみましょう!

8月といえば!
☆ 今年も、スター・ウィーク(毎年8月1日から一週間)始まります。
 http://www.starweek.jp/index.shtml

 なかでも「いまほし」が楽しい!「今、星を見ています」の略で、上記SW
(スター・ウィーク)の掲示板です。
 全国の見知らぬ人たち、家族・仲間・恋人・1人でも…、好きな場所はもちろん、
天文台や科学館に行って、天体観望会に参加してもOK、皆で見よう!
場所や人数を報告することで、情報と気持ちを共有しようという企画。

 全国各地でのイベント情報などもありますので、是非こちらもご参考に!

そしてコレ!                                  
☆「星に願いを!」第1弾!!
 8月11日~13日頃にピークを迎える ペルセウス座流星群!!

20130813

画像提供 アストロアーツ http://astroarts.co.jp

2013年8月13日 午前3時ごろ、流れ星が全天に飛ぶ様子。
わかりやすくするために流れ星の出現率を高く設定して表示しています

 人は昔から流れ星に願い事を祈っていました。
 「流れ星が光っている間に3回願い事を唱えると叶う」といった言い伝えは
意外と有名ですよね?

 「流れ星なんて滅多に見れない、すぐに消えてしまうし」と諦めないで大丈夫!
 毎年お盆前に出現するペルセウス座流星群は、ピーク時に1時間に数十個もの
流れ星が出現しますし、時には数秒間にわたって流れる流れ星が見られることが
あ ります!

 今年のピークは13日の3時頃との予想が出されており、その前後の数日間は
22時頃から明け方にかけて、ちょっとの時間でも星の見やすい場所に出かけて、
流れ星を楽しんで頂けたらと思います。(空が暗い方が、より暗い流星も見えます)

 流れ星は全天のどこに、いつ出現するかわかりません。なるべく視界の広い安全な
場所で、ご家族で一緒に地面にシートなどを敷いて寝転んで見るのがお奨めですよ!
 宇宙飛行士の古川聡さんも、小さいころから家族と庭で見ていたそうです☆
 たくさん見られたらぜひメールで教えて下さい!!

☆国立天文台で今年もペルセウス座流星群キャンペーンを開催します!!
 http://bit.ly/13a1kyw

 ペルセウス座流星群が増え始める8月9日からピーク後の14日までの期間、
見られた流れ星の数を報告して集計するもので、こちらにもぜひ参加してみましょう!!

☆「星に願いを!」第2弾!!
  8月13日(火)は七夕です!!

 あれ??七夕って…もう先月終わったはずでは?という方も多いかもしれません。
実は現代の七夕は1年に3度もあるんです!

 ◆1番目が今のカレンダーでの7月7日です。
 一般的には7月7日を七夕としている場合が多いようですが・・・この時期、日本は
まだまだ梅雨の最中なので星が見られる確率がかなり低いこと、織女星と牽牛星といった
七夕の星が空高く見えるのは真夜中になってしまうこと等から、本来の七夕の意味合い
からすれば、やはり時期が違う感じがします。

 ◆2番目は月遅れの8月7日を七夕として祝う風習です。
 有名なところでは仙台七夕祭りが8月6日~8日にかけて盛大に行われていますね。
 確かに、この時期になれば梅雨も明けて、七夕の星たちも22時頃には高い空に
見られるようです。

 ただし、現在使われているカレンダーは月の満ち欠けには無関係なので・・・年に
よっては七夕の夜に満月になってしまうこともあります。
 折角の七夕なのに天の川も見れないなんていうのはちょっと残念ですよね。

 ちなみに七夕の物語の中には月を天の川の渡し船と見立てているお話しもあります
ので・・・そうなってくると七夕の夜の月齢も大事になってきますよね?!

 ◆そして3番目が伝統的七夕です。
 今でいうところの旧暦での7月7日です。
 今の暦は西洋などで使われていた太陽暦で、それまで日本で使われてきた太陰太陽暦から
明治時代に切り替えられました。それ以降当たり前のように使われてきましたが、
旧暦とはおよそ1ヶ月程のずれがあるためにこうした不都合が生じる場合もあるようです。

 皆さんの家にあるカレンダーで旧暦の日付が書いてあるものがあれば確かめてみてほしい
ですが、旧暦7月7日は半月ちょっと前の7日月(新月の日を1日として7日目の月)が
夕方、南西の低い空に見えているはずです。
 夏の空に見える月は他の季節よりも低い空に見えるのですが、渡し船となった月が
22時頃に沈むと七夕の星が天高く昇り、また夏の天の川もちょうど見やすくなってきます。

 今年は8月13日(火)。 欠点は…年によって多少時期が前後するという点でしょうか??
 それでもやはりこちらの伝統的七夕が時期的にも、月の巡りにしても本来の七夕という
感じがします。
 是非ご家族で短冊に願い事を書いて七夕飾りと一緒に吊し、夜空を見上げて見て下さい!!

 今年はこの伝統的七夕に合わせて「伝統的七夕ライトダウン2013キャンペーン」も
行われます!!
 http://7min.darksky.jp/

 七夕に合わせて全国各地でライトダウンを行い、省エネと、そして少しでも星空を
見やすくしようという運動です。
 私たちにとってかけがえのないたった一つの地球という星について、みんなでもっと
真剣に考える機会になればいいなと思っていますので、ぜひ皆さんのご参加をお待ち
しております!

 他にも8月に注目の天文現象がいくつもありますよ!
 こちらもカレンダーに書き込んで忘れずに見てみて下さい! 
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☆8月4日(日)~5日(月)未明の月・木星・火星・水星が大集合

 夜明け前、東北東の低空では木星、火星、水星がふたご座の付近に斜めに並んでい
るようですが、4日から5日にかけて月齢26~27の細い月が惑星達のそばに並んだ
賑やかな様子が楽しめそうです。

 月は4日が木星と火星の側に、そして5日が水星の近くに見られそうです。
 水星まで見るには東北東の方角でなるべく地平線付近まで見渡せるような場所を今
のうちに見つけておいて下さい!

 まだちょっと空が暗い3時頃から見始めて、次第に空の色が変化していく中で
見た目の印象が変化していく美しい様子もぜひご注目してみて下さい!!
 お奨めは3時30分前後の空でしょうか??

20130804

画像提供 アストロアーツ http://astroarts.co.jp
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☆8月10日(土) 夕方の空で三日月と宵の明星が並ぶ!

 10日19時頃には夕方の西空でマイナス4等級の明るさで輝く金星と月齢4の月が
約7度くらいまで接近した様子が見られそうです。
 先月はまだ梅雨でお天気が悪くて見られなかったところが多かったようですので
晴れてほしいですね!
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☆8月12日(月) おとめ座の1等星スピカ が月に隠される!!

 月齢5の月にスピカが隠される珍しい「スピカ食」が東北地方南部より南側で
起こります!
 隠される時刻は地域によって異なりますが、会津では18時51分頃に月の上側に
隠れて、19時17分頃に月の右上から姿を現す予報となっています。

 隠れている時間はおよそ26分間程ですが、スピカと月がほんの少しずつ接近して
いく様子や出現してから離れていく様子、そして月とスピカの色の違いを双眼鏡や
望遠鏡を使って確かめられる滅多にないチャンスでもあります。

 この時間帯ではまだ空もちょっと明るさが残っているので、できれば双眼鏡を三脚
などに固定して眺めるのがお奨めです。
 また望遠レンズやビデオカメラでズームアップして撮影してみると意外と写るので、
こちらもぜひお試し下さい。

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☆8月13日(火) 月と土星が接近!

 空がようやく暗くなってきた20時頃、南西の空に見えている七日月の右上約4度
くらいのところに土星が見えています。
 8月中はまだ見やすい空にある土星は今のうちに見ておくのがお奨めです!!

 夏休みにはちょっと遠出して天文台や星まつり、観望会などに出かけて、望遠鏡で
不思議な土星の姿をぜひ皆さん自身の眼で確かめてみて下さい!!

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☆8月21日(水) 今月も大きな満月!!

 6月のスーパームーンほどではありませんが、8月の満月も月までの距離が平均より
近いために比較的大きな満月になりそうです。
 7月の大きな満月は曇りで見逃してしまったのでこちらに期待しましょう!

 地平線から昇ってきたばかりの満月がもの凄く大きく見えることがありますが・・
そんな時には5円玉を手に持って、腕をいっぱいに伸ばした状態で月の大きさを確か
めてみましょう!
 そしてあとから高い空に昇った月と見比べてみてください!

 昇ったばかりの月が大きく見えるのは目の錯覚らしいのですが、その事をぜひ確かめて
みませんか! ほんとに ほんとかな?!

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