2/11のNHK視点・論点に渡部潤一先生がご出演でした。
録画とはいえ朝から潤一先生にお会いできるなんて良い一日でした。内容をかいつまんで…
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今年の大河ドラマ「八重の桜」は好評のようで、会津出身の私としては非常にうれしく思っています。
先ごろ放送の回のタイトルは「妖霊星(ようれいぼし)」。
これは1858年に現れたドナティ彗星のことで、ドラマでは幕末の混乱や会津藩の悲惨な未来の前触れ
として描かれています。
日本では、639年に現れた彗星について日本書紀に記述があるほど古くから知られ、突然現れ、
光り方はぼーっと幽霊のよう、動き方も予測できない、忌嫌われていた天文現象。
勝利の兆しと、逆の意味に捉えロシアに攻め入ったナポレオンは、冬将軍に敗れてしまいました。
彗星は汚れた雪だるまのよう、核は水分8割、残り2割は二酸化炭素や砂粒等のチリでできています。
太陽に近づくと内部のガスが蒸発、電気帯びたガスが太陽風に吹き流され、ガスの尾になります。
ガスに引きずられ放出された砂粒は光の圧力によって太陽と反対側に広がりチリの尾となります。
ゆるやかに広がる、幅のあるその形から「ほうき星」と呼ばれるものです。
大彗星の条件は三つ
〇 本体が非常に大きいこと
〇 太陽にある程度近づく (太陽にあぶられ、ガスが多くなる)
〇 地球からの観察条件が良いこと (地球から見えないと観察できない)
今年は、これらの条件にある程度合った彗星が二つある。
3月中旬から4月中旬にかけて見られるパンスターズ彗星は、太陽に500万kmに近づくが、当初の
予想より明るくならないかもしれないということがわかってきました。
暖かくなる季節であり、春霞や黄砂の影響で肉眼では見えづらいかもしれません。
11月中旬から12月中に見られるアイソン彗星は、非常に観察条件も良く期待できます。
太陽に100万kmに近づき、明け方東の空に肉眼でも長い尾を引いた姿を見ることが出来るでしょう。
彗星は正確な予測は難しいものです。是非、実際の皆さんの眼で確かめてほしいと思います。
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昨年は金環日食をはじめ天文現象が続けざまに起こり、“金の年”“ゴールデンイヤー”などと
マスコミも多く取り上げ、天文ファンのみならず一般の方の間でも大変盛り上がりました。
今年これからの盛り上がりが楽しみです。 いや、盛り上げていきたいぞ!と思います。
皆さんも是非、歴史の目撃者に!!!