
12月のお奨めは、夜明け前や夕空の惑星たち、14日未明のふたご座流星群!
(画像提供 紫光星☆さん 11月27日の夜明け前の夜空です)
☆12月1日(土)~ 夜明け前の水星&金星&土星!!
滅多にお目にかかれない水星を見るチャンス!!
5日に西方最大離角(太陽の西側に大きく離れる)を迎え、0等級と明るく、比較的高さもあります。
太陽の周りを回る惑星は、内側から水・金・地・火・木・土・天・海の8つがありますが、
水星は太陽の一番近くを回っているため太陽からあまり離れず、なかなか見られる機会が少ないのです。
今回は10日頃までがお奨め、時間は朝5時半頃が見やすいでしょう。
夜明け前、東の空に明るく輝く金星を見つけたら、地平線から金星の半分の高さぐらいを見てください。
見えるのは東南東の方角なので、東が開けている地平線が見渡せる場所でチャレンジ!
金星の右上には土星、そしてさらに右上にはおとめ座の1等星スピカも並んでいます。
前の晩が曇りでも意外に明け方晴れることもありますので、この機会に早起きして見てみて下さい!
今の時期は寒いので風邪などひかないようにしっかり防寒対策を忘れずに!
うまく見つかったらぜひ下のメッセージの欄に書き込んで教えてくださいね。
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☆12月3日(月) 木星 衝(太陽と反対方向の位置)
夕空に東の空でとても明るく輝いている星は木星です。
これから来年の春ごろまでしばらくの間、木星が見ごろを迎えます。
木星は明るいので、それほど遠くに感じませんが、実際の距離は地球から太陽までの距離の
約5倍も遠いところを回っています。
惑星は自分で光を出しているわけではなく、太陽の光を反射して光って見えているのですが、
木星は距離は遠くても大きさが地球の約11倍もあるので、夜空ではマイナス2.8等級と金星に次ぐ
明るさとなり街中などからも簡単に見つけることができます。
そして、明るいだけでなく、普通の星のように瞬かないでどっしりと輝いている様子から
神話の世界では神々の王ジュピター(ゼウス)とも呼ばれていたようです。
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☆12月11日(火)未明 夜明け前の東天、月と金星&土星
11日夜明け前の東の低い空で月齢27の細くなった月が金星と土星の間に見えるでしょう。
こちらも5時半頃がお奨めで、次第に空が明るく、そして空の色が美しく変化していく様子も
一緒に楽しんで下さい。
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☆12月14日(金)未明 ふたご座流星群 極大!!!
3大流星群のなかでも今年最も期待されているのが、12月14日未明にピークを迎える
ふたご座流星群です。
ふたご座は冬の代表的な星座・オリオン座の左上、二つの明るい星が並んでいるところにあって、
夕方6時頃東の空から昇ってきます。
かなり寒い時期なので防寒対策をしっかりして、時々休憩を入れて暖まりながら見ましょう。
流れ星は一瞬の輝き…いつ見えるのかは誰にもわからないスリルと、写真等では決して味わえない
きらめきが美しいので、1つでも多くの流れ星を見つけて見て下さい!
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☆12月21日(金) 冬至
21日は1年中で最も昼の時間が短い冬至を迎えます。
冬至の日の会津での日の出、日の入り時刻を調べてみると
日の出 6時48分 日の入り 16時29分
これらの時刻から昼と夜の時間の長さをぜひ計算してみてください。いかに昼が短く、
夜が長いのかが実感できると思います。
(ただ実際には日の入り時刻が最も早いのは12月1日頃で、16時25分には日没のようです。)
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☆12月26日(水) 月と木星が接近!
月齢13の明るい月が木星、そしておうし座の1等星アルデバランとほぼ正三角形になって
見えるのでぜひ注目してみてください!
今月の木星はお誕生日の星座のひとつ、おうし座の顔の辺りに見えています。
近くにある赤っぽい1等星アルデバランとの位置関係が変わっていく様子とともに、こんな風に
月のそばにあるとき一緒に見ると普段よりもその赤っぽさが感じられますので、是非この機会に
双眼鏡などで確かめてみて下さい。
1日前の25日夜には月と木星の位置関係が一晩で入れ替わります。お天気が良ければ前の日に
その様子を簡単にスケッチしておいて、翌日比べてみてはいかがでしょう。
月が1日でどれくらい動くのかが、よくわかると思います!
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☆12月28日(金) 満月=19時21分
今年最後の満月です。2日前に地球と月の距離が今月では一番遠くになったばかり。
なので、いつもと比べるとほんの少し小さく見えるはずです。
地球から月までの距離は意外と大きく変化していて、今月13日には約35万7千km
だったものが、26日には約40万6千kmになるそうです。
ひと月かけて地球の周りを回る軌道が楕円という証明ですね。これだけ距離が変化すると
見かけの直径で1割ちょっと違って見える事になります。
眼で見ただけだとちょっとわかりにくいのですが、写真で比較できればその違いも
ハッキリわかることでしょう。
最近は高倍率ズームレンズの付いたコンパクトデジカメも市販されていますのでお持ちの
方はぜひこの満月を撮影してみて下さい!
さあ、満月を楽しんだら、いよいよお正月に向けてのカウントダウン。
来年はどんな天文現象があるのでしょう?! 楽しみですね。
12月の星図はアストロアーツさんのサイトでご覧ください。
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/index-j.shtml