《 2017年 6月の 星空案内 》

今月の星空のアップが遅れてしまいましたが、その間に今年とうとう関東まで梅雨入りしたようです。
2日の天体観望会はFacebookとTwitterにてご案内しておりましたが、雷雨のため4年目にして初の中止とさせていただきました。
次は7月7日(金)の予定!一般的な七夕の日になります。覚えておいて、是非ご来場くださいね。

毎年やって来るとはいうものの・・星が好きな人にとってはこの時期は普通の人よりも憂鬱に感じてしまうのは仕方ありませんね。
とはいっても6月に入ってすぐに梅雨入りというわけではなく地域によって梅雨入りの時期はだいぶ違っています。
沖縄や奄美地方では今年は5月13日頃に既に梅雨入りになっているそうです。
こちらの東北地方南部の梅雨入りは平年だと6月12日前後で昨年も13日頃だったようです。
ですので、その前にお天気の良さそうな夜があったらなるべくじっくりと星空を眺めておいて充電しておきたいところです。
また、梅雨半ばになって星空が恋しくなってきたときにはプラネタリウムへ出かけるのも良さそうです。
そんな時にはゆったりと静かな解説で星空を眺められる番組がお奨めですね。
それと忘れていけないのが滅多に来ない梅雨の晴れ間ですね!
しとしとと雨が長く続くと悪いことばかりだけでなく空気中の塵などが少なくなるおかげで空の透明度が全然違ってきます。
久しぶりに見れたという嬉しい気持ち的な印象に加えて、夜空の透明度が良かったりするといつもよりもだいぶ星が明るく感じたり、小さな星も見やすかったり・・梅雨の晴れ間の美しい星空はとっても素敵ですので今年は皆さんもぜひそんな星空を体験してみて下さい!
運良くそんな星空に出会えたらぜひ双眼鏡でも星空を眺めてみて下さい!!
星空の美しさが肉眼よりもいっそう感じられるはずですので!!

そして今月は15日に土星が衝を迎えます。
ですのでこれから数か月間は土星が見やすい時期を迎えます。
今月はまだ東の空から昇って来る時間がちょっと遅くて、月初めだと21時でもまだ土星の高度は10度くらいとまだ低いので来月以降の観望会ではお天気さえ良ければあの神秘的なリングを持った土星の姿も望遠鏡で見て頂けそうです。
ところで、今月21日には夏至を迎えますが・・実は土星は先月25日に夏至を迎えたばかりでした。
土星が夏至??ってなんだか意味が分からないという方もあるかもしれませんが・・地球が太陽の周りを約23.4度傾いて太陽の周りを1年かかって公転しているように土星も軌道面に対して約25.3度傾いたまま太陽の周りを約30年程(地球時間で)かかって回っています。
その為、このところしばらくは地球の夏至と同じように土星の北半球側が太陽に対して最も傾いた状態になっているわけですね!
ということは地球から見た時の土星のリングもまた同じように大きく傾いた状態で見ることが出来るまたとないチャンスです。
どれくらいの傾きで見えるのかはぜひ観望会等で確かめてみて下さいね!! 

毎月恒例の会津そらの会での観望会は月の見やすい週ということで今月は2日(金)19時半頃からいつものリオンドールで開催予定です。
今回は上弦の翌日なので欠け際のクレーターが特に見やすい月とまだ見やすい位置にある木星を中心に望遠で見て頂く予定です。
参加無料ですのでお気軽にお越しください!
そういえばこのところあまり話題になっていませんでしたがあの小惑星探査機はやぶさ2が「小惑星リュウグウ」に到着予定まであと1年程となりました。
現在のはやぶさ2は夕方の西の空でかに座の方向にあって「小惑星リュウグウ」へ向かって運行中です。
(下記画像は観望会のある6月2日20時の位置になります)

星図20170602_2000b

はやぶさ2の情報も下記サイトで時々チェックしてみて下さい!

はやぶさ2プロジェクトサイト
http://www.hayabusa2.jaxa.jp/

また、JAXAでは、誰も見たことが無い「小惑星リュウグウ」の姿を想像した絵を皆さんから募集する企画もあるそうなので今から想像力をめいっぱい働かせて考えておいてくださいね!

6月の月の満ち欠けは以下のようになっています。
  1日(木) : 上弦
  9日(金) : 満月
 17日(土) : 下弦
 24日(土) : 新月

月明かりの無い夜が天の川や流れ星を楽しむのに適していますので目安にしてみて下さい!

また、毎月恒例の会津での6月の日の出、日の入り時刻を5月初めと比べてみました。
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     月   日    日の出        日の入り     
     5月  1日  4時 43分    18時 33分 
     6月  1日  4時 18分    18時 58分 
     6月 30日  4時 20分    19時 08分 
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21日が夏至ですのでこの時期はホントに夜の時間が短いですね!
暑い夏本番はまだまだこれからですが、夏至を過ぎると少しずつ昼の時間が短くなっていきます。
そうした変化も日々感じていたいですね!
せっかくなので梅雨前に夜明け前の金星も見ておきたいところです。
夜明けが早くなってきているので3時頃に起きて見るのが良さそうですので是非ご覧ください!

それではそろそろ2017年6月の主な天文現象を見ていきましょう!!

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☆ 6月 1日(木) 上弦の月!!

6月初日、21時42分には上弦の月を迎えます。
普段はなかなかこんな風にちょうど真横から太陽の光が当たっている様子は見れないことが多いのでぜひ双眼鏡や望遠鏡などでもぜひこの時間に合わせて眺めてみて下さい!!
双眼鏡でも手振れが目立たないように手すりなどを支えにしてピントを月面にきちんと合わせると欠け際の大きなクレーターの様子なども意外と見えますのでお試しください!

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☆ 6月 2日(金) 第3回 会津そらの会 観望会

2日夜には恒例となっております会津そらの会の観望会を19時30分から開催予定です!
場所はこれまでと同じリオンドール滝沢店の駐車場北側の一角をお借りして行う予定です。
今月は1日が上弦の月でしたので、2日夜には月齢7.6と半月を過ぎたばかりですから欠け際のクレーターが特に見やすい時期になります。
月の地形は何十億年も前から大きな変化は起こっていないとされていますが、月齢によって見える印象はずいぶんと変わります。
ぜひ迫力ある月面の様子を皆さんの眼で確かめてみて下さい!
また、空が暗くなる前に1番星となって見えている木星もまだまだ見やすい時期ですので望遠鏡で表面の縞模様や4個のガリレオ衛星なども観察できそうです。

会津そらの会の観望会では望遠鏡で実際に星を見たりだけでなく星や宇宙に関する疑問や質問、星の写真を撮影してみたい方等様々対応したいと思いますのでお気軽にご参加ください!

観望会へは参加無料ですが安全の為、小さなお子さんは必ず大人の方と一緒にお越しください!
また、出かける際には小型のペンライトがあると便利です!
星座早見盤などを夜に使う場合には赤いセロファンを適当なサイズに切ってペンライトの前に巻き付けて輪ゴムで留めれば眼への眩しさなども軽減されて便利なのでぜひご準備ください!
日中は比較的過ごしやすい時期ですが、夜になって風があるとちょっと肌寒く感じることもありますので念のため上着等も準備をしてお出かけ下さい!!
万が一お天気が悪い場合には2階ツタヤ店左奥のキッズコーナーにて星のお話し会を開催予定です。

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☆ 6月 3日(土)~ 明けの明星の金星が西方最大離隔 早起きして見てみよう!!

夜明け前の東の空で見やすくなってきている金星は6月3日に地球から見た時に、太陽から西側に最も離れて見える西方最大離隔を迎えます。
その時の角度は約46度程になります。
星図20170603_0300

金星の軌道は地球よりも内側なので見かけ上はこの最大離隔以上には離れて見えることはないので真夜中などには金星を眼にすることはできません。
このあと金星は地球から徐々に離れていきますが、今年11月初め頃までは明け方の空で楽しむことが出来そうです。
梅雨に入ってしまうと夜明け前のビーナスとも呼ばれる美しい様子をしばらく見れなくなってしまうかもしれませんので今のうちにぜひ3時前に早起きしてご覧ください!

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☆ 6月 4日(日) 南の空で月と木星が接近!

4日夜、空が暗くなってきた20時頃には南の空で月齢9.6の月と木星が並んだ様子が見られそうです。
その間隔は約5.3度くらいなので双眼鏡でも一緒に眺めることが出来そうです。
まだちょっと明るさの残っている時間帯にもちょっと双眼鏡で見てみると普段とちょっと違った印象の様子が見られそうですので時間を置いて何度か眺めてみて下さい!
1時間ほどたてば両者の間隔が次第に離れていく様子も確認できそうですので!

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☆ 6月 9日(金) 今年最少の満月!

9日夜には満月を迎えますが、この日の満月は今年の満月では見かけの大きさが最少となるようです。
月は地球の周りを約1ヶ月かかって1周していますが、その軌道は少し楕円になっているので満月の度に地球と月の距離は多少変化しています。
本に良く載っている地球から月までの距離は約384,400kmですが、6月の満月の時にはなんと約406,400km程と2万kmも離れていることになります。
月の直径が約3,500kmということを考えると意外と遠くに離れていることになります。
そんな訳で見かけの大きさも小さくなって今年最少の満月になるようです。
ちょうど満月を迎えるのは22時10分頃になるのでその頃に月面の全体の様子を撮影しておくと良い記録になりそうです。
ちなみに今年最大の満月(いわゆるスーパームーン)は12月4日にあるようです。
是非ともこの時の満月と大きさ比べをしてみたいですね!

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☆ 6月 9日(金)~10日(土) 月と土星の接近!

今月9日と10日の夜には月と土星の接近した様子が眺められそうです。
今回の接近ではどちらも両者との間隔が6度ちょっとと双眼鏡でも何とか一緒に見られるくらいですが、一晩おいて月との位置関係が大きく変わってしまうということを確かめる良い機会なので2晩とも見ておきたいものです。
21時頃に南東の空に見えている頃が見るのにはお奨めですね。
時期的にはまだ梅雨入り前なので見れますように!!

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☆ 6月 15日(木) 土星が衝を迎えて見やすい時期を迎える!

夜中から明け方に見えていた土星が6月15日に衝を迎えます。
これからしばらくの間、土星の姿を眺めるチャンスが到来です!
さらに今年は約30年ぶりに土星の北半球が地球側に大きく傾いた状態を見ることが出来るチャンスです!!
まだ望遠鏡で本物の土星の姿を見たことが無い方も、そしてこれまで何度か見たことがある方にとってもまたとないチャンスになりそうです。
土星のリングは望遠鏡の性能が良ければ30倍くらいからでも確認することは出来ますが、やはりこの滅多にないチャンスなのでなるべく大きな望遠鏡で見ておきたいものです。
7月以降の会津そらの会での観望会でもお天気さえ良ければ見て頂くことが出来ますのでぜひお出かけ下さい! 

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☆ 6月 17日(土)下弦の月!

17日には下弦の月を迎えます。
実際に下弦になるのは17日の20時半頃なので見るとすれば日付が変わって18日の2時頃が良さそうです。
この頃だと東南東のまだちょっと低い空ですが、この頃の様子が地上の景色と相まって意外と良い雰囲気で見えることが多いので。
時期的には梅雨入りになってしまっているのですが・・何とか見れると良いですね!

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☆ 6月 21日(水) 明け方の空で細い月と金星が接近! & 夏至! 

21日の夜明け前には月齢26の細くなった月と明けの明星の金星が3.6度まで接近した様子が見られそうです。
この日はちょうど夏至に当たるので夜明けも早いことからできれば3時前に起きて東の空を見てみて下さい!
お天気さえ良ければ、低い空で寄り添ったような美しい景色が肉眼ではもちろん、双眼鏡では更に迫力も加わって見られるはずです。
ちょっと北寄りにはおうし座の散開星団すばるもみえているのでこちらも双眼鏡で見ておきたいですね!
梅雨の季節ですがせっかくのチャンスなので明け方だけでも晴れて欲しいものですね!!

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☆ 6月 26日(月) 夕方の空に細い月が見えて来る!!

24日に新月を迎えた月が26日夕方になって西の低い空に見えて来るようです。
26日は旧暦だと3日なのでこの日の月は三日月ということになりますが、本当の三日月って皆さんが思っているよりも意外と細い形なんですね!
この時の月齢は2.4ですがこちらも見れると良いですね!
19時半ごろから捜してみて下さい!

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