9月19日、会津坂下町にある里山のアトリエ分校で行われたサイエンスカフェに参加してきました。
当日の講演は、会津大学助教授の寺薗先生による「月」にまつわる楽しいお話でした。
その感想について、綴らせて頂きます。

一番目立つ天体である「月」。
古くから神話や物語の対象になってきた月。人間は月の満ち欠けを暦に用い、
地球上の生き物は月の力に寄り添って命の営みをし、生活してきた。
現在でも、地名や食べ物、映画の題材にと、とても身近な存在である。

地球の1日の長さは、かつて4時間程度だったという。
地球の自転による海水の盛り上がりは、月と地球を結ぶ直線から少し
行き過ぎたところにくる。
そのため、最も膨らんだ部分から月に向けて引っ張られる力による
ブレーキがかかり、長い時間をかけて現在の24時間になった。

自転周期はこれからも少しずつ遅く長くなっていき、月はその反作用で
年間約3cm地球から遠ざかっていく。
ずっと先のことではあるものの、距離が現在の38億kmから70億km程に
なるころ、月は地球上の同じ場所からしか見られなくなるという。。

中秋の名月は満月、まん丸、団子のような月。栗名月は十三夜。
10月8日は、収穫の時期に感謝をこめて捧げるとされる栗の形によく似ていた。
自然に寄り添い微妙な形を愛でる、まさに日本的、独自の行事であると納得。

興味深い科学的な話と、美しい月をただ眺められる幸せ。
あなたが好きなのは、どんな形の月ですか。

参考:里山のアトリエ坂本分校におけるサイエンスカフェ、
    9月19日開催の寺薗淳也会津大学助教授講演より。
写真提供:菅敬浩様 素敵なお写真をお貸しくださりありがとうございました。