空気が澄んできました。田んぼも黄金色になって、いつの間にかすっかり秋です。

旧暦では四季を「1・2・3月」は春、「4・5・6月」は夏、「7・8・9月」は秋、
「10・11・12月」を冬と分けていました。
それぞれの季節に属する月に「初・中・晩」の文字をつけて季節をさらに細分。
秋の季節のまん中の月ということで、8月を「中秋」というのだそうです。
ひと月を30日とすると15日は「中秋」の真ん中、旧暦は月の満ち欠けに基づいて
作られていましたから、ちょうど満月のころになるわけです。

また、秋に行うのには、いくつか理由があるそうです。
・秋は空気が澄み、天候もおだやかなので月を愛でるのにちょうどいい
・秋の月の高さは、眺める時間にちょうどよい高さである
・収穫の季節、月というカレンダーに一年の感謝を捧げる意味もこめられている
・古くは中国や朝鮮から中秋の行事が伝わってきたものに日本で農業関連の行事と
合体して、現在に至っている

中秋の名月、今年は9月30日です。
ちょうど日曜日なので、家族でお団子を作ってお供えしてみるのもいいですね。

<おすすめのサイト>
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 今回の情報も多くは先生から教えていただきました。ありがとうございます。

<ためしてみよう>
夕方、満月が東の山の端から上がってきたとき、大きさをよーく見てみましょう。
そして、五円玉を手に持って腕をまっすぐ伸ばし、月と大きさを比べてみましょう。
次に、数時間して南の空高く昇った月を見ながら、さっきの月の大きさを思い出してください。
ここで問題、、、、月の大きさは一緒でしょうか。小さくなったように思いますか?!

また、5円玉を使い、月と比べて大きさを確かめてみてください。
昇ってきたばかりの月と、高いところの月と、違いますか?
答えは・・・ぜひ自分で確かめてみてくださいね。