「はやぶさ君の冒険日誌」の著者でもある、会津大学・奥平恭子准教授を囲んでのサイエンスカフェが開催されると知り、参加してきました。

最初の一時間ほどは「はやぶさ君の冒険日誌」(JAXA宇宙科学研究所 月・惑星探査プログラムグループ)を元に、JAXAスタッフとして経験された現場のエピソードを盛り込みながら、わかりやすい内容を選んでお話をして下さいました。
参加した子どもたちに質問しながらの進行は、とても親しみやすくて、みんな熱心に聴いていました。
後半は、はやぶさのペーパークラフトに挑戦、難易度別の模型作りに各自没頭したり、美味しいお茶とお菓子を頂きながら、奥平先生との談笑のひとときを過ごしました。
20人程で行われたサイエンスカフェでしたが、誰でも気軽にお話し出来る雰囲気で、少人数制の楽しさがありました。

会津では科学の話に触れる機会や施設が少ないので、『会津そらの会』としてもそういう機会や場を作っていきたい旨を相談したところ、奥平先生も賛同して下さり、「はやぶさの話を通じて、科学的・論理的なものの見方や、大きな科学プロジェクトの中にある決断・工夫・仕事に対する真摯さ・前向な態度等は、日常の生活や人生に通じる事が沢山ある、そこを伝えたい」と、有難いお返事を頂きました。
先生が伝えて下さる内容には、今私たちがおかれている状況に活かせるヒントもあるのではないかと思います。

今後またお話をして頂く機会があれば嬉しいですね。科学の現場のお話は聞けば聞くほど面白そうです。

サイエンスカフェ 坂本分校

そして、このような有意義なイベントを企画・開催して下さった「里山のアトリエ坂本分校」様にも感謝します。
「里山のアトリエ坂本分校」様は、他にもとても素敵な取り組みをされています。
ブログURL http://sakamotobunko.cocolog-nifty.com/blog/

サイエンスカフェの模様は、ダイガク.TVにもアップされていました。ご覧下さい。
http://daigaku.tv/movie/play/id/RlpsneRkc1c

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